マラソンのスタート位置を示すもので、アルファベット(A、B、C …)で区分されます。
アスリートビブスの説明でも触れましたが、ビブスにはスタートブロックを示すアルファベットが印字されています。
スタート位置は、参加申し込み時に申告したタイムや日本陸連登録の有無などを考慮して決定されます。
こうしてできるだけ実力の近いランナーをまとめることで、スタート時の混雑を緩和しているのです。
ただし大規模大会ではブロックの数も膨大になります。たとえば私が初めて参加した東京マラソンでは、フルマラソンの完走経験がなくタイムを申告できなかったためか、「J」ブロックからのスタートでした。
ある大会では自己タイムが昨年より向上していたのに、なぜか昨年より後方のブロックに割り振られたこともあります。
また、エリートランナー(大会によって異なりますが、概ねフルマラソン3時間30分未満)はエントリーする場合、申告タイムの完走証を申込時にアップロードしなければならないケースもあります。
一方で、過大申告(自己ベストより速く申告)や過少申告(自己ベストより遅く申告)をするランナーも見かけます。過少申告したランナーの中には、私が驚くほどの速さで追い抜いていく人もいて、思わずあっけにとられることもしばしばです。
なお、基本的に指定されたブロック以外からスタートすることはできません。決められた時間までに自分のブロックに入らない場合は、最後尾からのスタートになります。
画像は長野マラソン2025のスタートブロック入り口付近の写真です。画面にFブロック入り口の看板がありますので、Fブロックの方はここから入って前方に移動します。その後ろのぼかしを入れた方々はGブロックの先頭になります(そうか、私Gブロックだったんだ)。
大規模大会では、できるだけ前方からスタートしたいものです。