マラソンの記録タイムについて

time マラソン用語

グロスタイムとネットタイム

マラソンの記録には「グロスタイム」と「ネットタイム」があります。

  • グロスタイム:スタートの合図(号砲)が鳴ってからゴールするまでのタイム
  • ネットタイム:実際にスタートラインを越えてからゴールするまでのタイム

多くの大会では、公式記録として採用されるのはグロスタイムで、ネットタイムは参考値として表示されます。

例えば東京マラソンのような大規模な大会では、後方からのスタートだとスタートラインに到達するまでに時間がかかります。私の場合、東京マラソンでグロスタイムとネットタイムの差が約10分あり、号砲からスタートラインを通過するまでにそれだけの時間を要した経験があります。

また別の大会では、わずか十数秒差でグロスタイムが4時間を超えてしまい、悔しい思いをしたことがあります。ネットタイムでは4時間を切っていたのですが、公式記録はあくまでグロスタイムなのです。

大会によってはネットタイムの計測がなかったり、ネットタイムが順位になることもあるので公式ホームページで調べておいたほうがよいかもしれません。