水分補給や栄養補給ができるポイントです。
給水所
適度な間隔で設置され、水分補給ができる場所です。脱水症状防止のため、走る距離に関係なく設置されます。
内容は主に水とスポーツドリンクの2種類。マラソンはおおむね10月~4月に開催されることが多いため、体を冷やしすぎないよう常温で提供されることが一般的です。
フルマラソン規模になると、地元の名産を使ったジュースや、最近では某漫画の影響もあってコーラを用意している大会もあります。
飲料は紙コップで渡されるのが基本で、飲み終わった後は用意されたゴミ箱に捨てます。ただしマナーの悪さが話題になることもあります。私も以前、前を走るランナーがゴミ箱(多くはコース左側に設置)とは逆方向に投げ捨てるのを見たことがあります。私はできるだけ“レイアップシュート”でゴールを決めます。
また、環境配慮型の大会ではマイカップ持参が必須の場合もあります。
給水所には飲料のほかに「かぶり水」や「水を含ませたスポンジ」が置かれることもあります。ちなみに私はハーフマラソン程度であれば、給水なしで走ることが多いです。
給食所
栄養補給のための食べ物が用意される場所で、フルマラソン以上で見られます(ハーフ以下ではまずありません)。
どの大会でもよく見かけるのは半分に切ったバナナ。エネルギー補給の即効性が高いからでしょう。そのほか、菓子パンや塩飴なども定番です。
地方大会では地元の名産・銘菓が並ぶこともあり、ランナーの楽しみの一つになっています。
私自身、給食所で銘菓を食べすぎて口の中が甘くなりすぎ、ペースを落とした経験があります。それ以来、食べる量には注意するようになりました。
また、私が到着した時にはすでに“売り切れ”になっていたこともあり、それ以降はスポーツゼリーや一口ようかんなどを自分で持参するようにしています。そのぶんスタート時は重装備になってしまいますが…。
それでも食べたい給食がある大会では、事前に地図で場所を確認し、どこで提供されるかチェックしてから臨みます。最近では京都マラソンで「京ばあむ」を二種類いただきました。美味しかったのですが、やはりバームクーヘンなので水が欲しくなりました(笑)。