いわゆる「ゼッケン」。大会で走るための必須アイテム
マラソン大会では必ず「アスリートビブス」が配布され、見えやすい位置に付ける必要があります。「アスリートビブスって?」と思うかもしれませんが、いわゆる「ゼッケン」のことです。
ビブスは大会によって 前後に2枚 発行される場合と、前に1枚 のみ発行される場合があります。
以前紹介したRTタグやRFIDがビブスに装着されている大会もあります。
ビブスの表示例は、写真のさいたまマラソンのビブスで説明します
- 一番上:大会スポンサー名。アルファベットや番号でスポンサー名が変わる大会もあります。
- 一番下:マラソン大会名
※上下が逆のデザインの場合もあります。
中央部分にはアルファベットが記されており、これはスタートブロックを示しています。この例では「Dブロック」がスタート位置です。
多くの場合、アルファベット順にスタートブロックが並びますが、大会によってはエリートランナーや招待選手に「S」が付けられ、最前列に並ぶこともあります。スタートブロックについての話は別の機会に紹介します。
また、横の数字はランナーの番号、いわゆるID番号です。大会公式サイトで自分のタイムを確認する際や、最近増えている PDF形式の完走証をWebサイトから発行する際に使用します。
ビブスの付け方
- 配布される安全ピン、または市販のゼッケン止めを使用します。
- ゼッケン止めはウェアを傷めにくいのが利点ですが、私の場合は使い方が悪かったのか生地を傷めてしまい、それ以来安全ピンを使っています。
- 最近は、ゴール後に更衣室で安全ピンを回収している大会もあります。
しかしなかなか真っすぐつけるのが難しいです(笑)。
付ける位置
「スタッフから見えやすい位置」に付けるのが基本で、胸のあたりかやや下に装着するのが一般的です。下すぎると競技中に運営から注意されたのを見たことがあります。
なお、2枚配布されても後ろ側に付けない人もいますが、一般人が参加する大会では特に注意されることはないようです。
ただし厳格な大会、招待選手は前後に付けるのが必須の場合もあるので、大会ごとのルールをきちんと確認したほうが良いでしょう。
その他
大会によっては有料オプションで、番号ではなく「ニックネーム(好きな名前)」で登録できるところもあります。
沿道で知り合いが応援するために、ランナーを見つけやすい、または目立ちやすいと思います。
ニックネームのゼッケンだと、知り合いでなくても沿道から「○○さん頑張れ!」と応援してもらえます。