攻略ポイントは首都高速区間
横浜マラソンが10月に控えているので、2024年の横浜マラソンのレビューを書きます。
結果は当時の自己ベストを更新したサブ4でした。
概要
| 開催日 | 2024年10月27日(日) |
| スタート時間 | 8時30分 |
| 制限時間 | 6時間30分 |
| 参加費 | 18,500円(別途手数料が必要) |
| アクセス | 桜木町駅(JR、地下鉄) みなとみらい駅(みなとみらい線) |
コース紹介
コース概要
横浜ランドマークタワー付近をスタートし、パシフィコ横浜臨港パークに戻ってくるコースです。スタート後は南下して磯子、新杉田まで行って折り返し、そこから首都高速湾岸線に入りしばらく首都高速を走り、本牧ふ頭で降りて一般道を走ります。終盤は赤レンガ倉庫を回ってゴールします。
攻略ポイント
首都高速区間がポイントでしょう。そこは
- 高速道路なので路面が固いため足への負担がかかる
- カーブ区間でバンク角により片足の負担が大きくなる
これらの要因で結構走りにくい区間です。ここはあまり飛ばさないほうが良いかもしれません。
あと南下して住宅街を走っていると、たくさんあるラーメン屋の仕込みが始まり、豚骨スープの匂いがします。仕込み中なので匂いがきついかもしれません。
参加方法と準備
エントリー方法とスケジュール
4月上旬に
・優先枠(横浜市民枠、神奈川県民枠、女性ランナー優先枠)
・一般枠
これらの抽選申し込み受付がローソンスポーツサイトで開始します。そしてまず優先枠が締め切られ、抽選が行われます。ここで落選すると自動的に一般枠に移り、一般枠の抽選が行われます。
当落通知は
・優先枠:5月半ば
・一般枠:5月末
に届きます。
横浜という土地柄、ホテルは多いですが、本大会が大規模大会なのと、通常の観光客がいますので、ホテルの確保は困難でした。2025年も2024年同様、スタート地点からやや遠いところにホテルを取りました。
服装と持ち物
10月末なので、男性はTシャツorランニング+短パンで十分でしょう。私の写真を見たら、上は長袖のアンダーシャツ+Tシャツでした。
大会当日の流れ
大会前日まで
アスリートビブスを自宅に配送していない人は大会前日にパシフィコ横浜で受付を行います。大会当日の受付は行いませんのでご注意ください。
大会当日
指定された時間までにスタートブロックに入ります。トイレ待ちにご注意ください。
マイレポート
大会当日の朝、スタート地点に向かうと、トイレの数は多いものの、それ以上にランナーが多く、時間が経つにつれて待ち列がどんどん長くなっていきました。やはり朝の水分は控えめにした方がよいかもしれません。

いよいよスタートです。私はBブロックで、確か3時間半のペースランナーがいたと思います。序盤はそのペースランナーに引っ張られるように何とかついていきましたが、10kmを過ぎたあたりで離れてしまい、ここからは自分との戦いになりました。
後から気づいたのですが、給水所ではしっかり水分をとったものの、給食は一度も受け取っていませんでした。自分が用意した給食でまかないました。実際には、かなりの種類と量が用意されていたようです。
ハーフ地点まではアップダウンが少なく、過去に何度か横浜マラソンに参加していたこともあり、順調にいいペースで進めました。しかしハーフを過ぎると、いよいよ難所の首都高速区間に入ります。
まず首都高速に上がるために長い上り坂を駆け上がります。傾斜も距離もそれなりにきつい坂です。そして高速道路上は路面が固く、防音壁に囲まれているため、景色を楽しむような余裕はありません。唯一、先のコースや遠くの街並みが少し見える程度でした。厚底シューズのおかげで固さは気にならなかったものの、バンク角のある箇所はどうしても走りにくく、下がっている側の足に注意を払いながら進みました。
なんとか首都高速区間を終えると、今度は首都高から一般道への急な下り坂が待っています。重力に引っ張られすぎないよう注意して下りました。
ここまで来ると残りは約7km。途中に川を越えるための小さなアップダウンがありますが、やがて横浜の市街地へ。赤レンガ倉庫付近で「これは自己ベストを狙える」と気づき、必死になって走りました。後でプロのカメラマンが撮った写真を見たところ、必死さが伝わる見事にひどい顔でした。
そしてついにゴール!記録は当時の自己ベストを更新。ゴール後にはハーゲンダッツのアイスクリームが提供され、それを味わってようやく落ち着きました。まさにご褒美のひとときです。
この大会は自己ベスト更新で大満足の結果となりました。そして実は、この後の大会でさらに自己ベストを塗り替えることができました。

完走賞・参加賞
参加賞は参加記念Tシャツになります。
完走賞は出走記念メダル、フィニッシャータオル、参加賞袋などになります。
日本シリーズ
ちなみに前日の夜、横浜スタジアムでDeNAベイスターズとソフトバンクホークスの日本シリーズ第一戦が行われていました。

まとめ
過去に何度か参加して苦汁をなめてきましたが(体調不良でワーストタイムを出したのもこの大会)、この大会で自己ベストを更新できるとは思っていませんでした。この時履いていたシューズに助けられた感もありますが、それでも嬉しさはひときわでした。
2025年も参加しますが、3時間50分切れたらいいな、と思っています。

