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【東京レガシーハーフ2025完走レポ】「ハーフだから…」の油断に潜む罠!想定外の重労働とゲルカヤノ32選択の盲点

tokyo-legacy-2025 大会レビュー

「フルマラソンを走れるんだから、ハーフマラソンなら何とかなるでしょ」 そんな風に少し気楽に構えてスタートし、後半に手痛い洗礼を受けた経験はありませんか?

2025年10月19日に開催された「東京レガシーハーフマラソン2025」。私にとってこのレースは、新シーズンの幕開けを告げる大切な初戦でした。

しかし、結果は大苦戦。 「ハーフだから大丈夫」という事前の油断に加え、右足首の故障をかばうために選んだシューズの特性が裏目に出てしまい、さらには秋口の予想外の日差しにノックアウト。レース中盤で、生まれて初めて「2時間のペースランナー(ペーサー)」に後ろから抜かれるという、正直ショックの大きい苦い秋の開幕戦となりました。

この記事では、国立競技場を発着する華やかな高速コースの裏に隠された「東京レガシーハーフ3つの誤算」と、故障明けランナーが絶対に知っておくべき「クッション系シューズの盲点」を徹底解説します。

シーズン初戦で同じ失敗をしたくない方、来年こそプラチナチケットを勝ち取って国立を走りたい方は、ぜひ参考にしてください!

東京レガシーハーフマラソン2025 大会概要

東京レガシーハーフマラソンは、2021年の東京オリンピック・パラリンピックのレガシーを引き継ぎ、聖地「国立競技場」を発着点として走れる非常にプレミアムな大会です。

開催日2025年10月19日(日)
スタート8時5分
制限時間3時間
参加費13,200円(別途手数料が必要)
アクセス信濃町駅、千駄ヶ谷駅(JR)
国立競技場前駅(都営大江戸線)
外苑前駅(東京メトロ銀座線)

コースの特徴と「唯一にして最大の難所」

コースは、国立競技場をスタートした後、東京マラソンでも使われる都心の主要道路を駆け抜け、JR神田駅を過ぎたあたりで折り返すレイアウトです。

全体的には非常にフラットで記録を狙いやすい高速コースですが、「最初と最後」に強烈な罠が仕掛けられています。

  • スタート直後の急な下り坂: 国立競技場を出てすぐは一気に下ります。ここで勢いに乗りすぎると、後半のスタミナを失います。
  • ゴール直前の激坂(往路の下りの裏返し): 残り1km、激しい疲労が溜まったハーフの最終盤に、往路で下った坂をそっくりそのまま上らされる過酷な上り坂が待っています。ここで多くのランナーが足を止めます。

前年からの修正情報(エイドについて)
以前のレビューで「ハーフなので給食はない」と記載してしまいましたが、実際には給食所が用意されています 2024年大会では気づかずスルーしてしまっていましたが、エネルギー補給計画に組み込めるので初挑戦の方もご安心ください。

【実走レポート】秋晴れの国立競技場に潜んでいた「3つの誤算」

前日受付:会社帰りに味わうナイトエキスポ

東京レガシーハーフは「大会当日のランナー受付がない」ため、事前受付が必須です。私は金曜日の会社帰りに国立競技場へ向かいました。ライトアップされたスタジアムが非常に美しく、これだけでモチベーションが跳ね上がります。

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当日朝:広大な国立競技場ゆえの「移動距離」に注意

当日は各種アクセス駅からすぐ国立競技場へ入場できます。セキュリティチェックを経てスタジアム内へ。男性ランナーはスタンドの観客席を着替えエリアとして広く使えるため、非常に快適です。

ただし、国立競技場はとにかく広大です。着替え場所から手荷物預け、そしてトラック内のスタートブロックへと移動するだけでかなりの歩数を要します。時間に余裕を持った行動が鉄則です。

午前8時5分、号砲。私のブロックはマンモス大会ゆえにスタートラインをまたぐまで時間がかかりましたが、一歩踏み出してからは大都会のレースが始まりました。しかしここから、想定外の展開が待ち受けていました。

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レースを暗転させた「2つの大きな誤算」

誤算①:開始わずか4〜5kmでの「深刻な口の渇き」

この日はスタート直後から強い日差しが照りつけ、10月半ばとは思えないほど気温が急上昇していました。私自身、走る時に口呼吸になりがち(口が開きやすい)な悪癖があるのですが、強烈な日差しと乾燥により、わずか4〜5km地点で口の中が完全にカラカラになってしまいました。

持参していたジェルを口に含んで水分を補おうと試みましたが焼け石に水。この序盤の区間にはまだ給水所がなく、ひたすら我慢を強いられる苦しい立ち上がりとなりました。

誤算②:7〜8kmで発覚した「ゲルカヤノ32」の盲点

今回最大の誤算はシューズ選びでした。当時、右足首に痛みを抱えていた私は、足を徹底的に守るためにアシックスの最高峰クッションモデル「ゲルカヤノ32(GEL-KAYANO 32)」を本番シューズに選択しました。

ところが、7〜8kmを過ぎたあたりから急激に脚が重くなります。原因は、私の「走りの感覚」と「シューズの特性」のミスマッチでした。

  • 普段:反発力が高く、ポンポンと前に進むカーボン系・高反発シューズを使用。
  • ゲルカヤノ32:極上のクッション性と安定性を誇るが、踏み込んだ力がソールの柔らかさに吸収される感覚がある。

走り込み不足の脚で、いつもの高反発シューズの感覚のまま地面を蹴り続けてしまったため、推進力を得るために余計な筋力を使ってしまい、フルマラソンでも経験したことがないほどの疲労がハーフの距離で一気に足に溜まってしまったのです。

ペーサーに抜かれる屈辱と、レースの厳しさ

足が完全に売り切れた中盤以降、ついに後ろから「2時間ペースランナー」の集団に綺麗に抜き去られてしまいました。ハーフのレースで2時間ペーサーに遅れをとったのは人生初であり、正直プライドが打ち砕かれるようなショックを受けました。

なんとか一度も立ち止まることなく、最後の国立の坂を上り切ってゴールしましたが、今シーズンのデビュー戦としては非常に課題の残る結果となりました。

ただ、周りを見渡すと、この暑さとシーズン初戦ゆえの「身体の仕上がり不足」からか、コース上で倒れ込んで救護されている女性ランナーの姿を何度も目撃しました。ハーフといえど、秋の初戦のマラソンは決して甘くないと、改めて身が引き締まる思いでした。

大会結果

  • グロスタイム:2時間6分27秒
  • ネットタイム:2時間3分49秒
  • 種目別順位:5096位
  • 種目別年代順位:709位(ハーフマラソン55歳~59歳)
  • 総合順位:6441位

参加賞・完走賞

完走メダル、フィニッシャータオル、ポカリスウェット、バナナです。

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昨年同様、神戸マラソンのスポンサーがやってきてチーズをいただきました。

また、スポンサーのサロンパスから、エアーサロンパスをいただきました。

ありがとうございました。

今回の失敗から学ぶ!秋のハーフマラソン攻略・4つの教訓

フルマラソンの実績があるランナーほど陥りがちな、秋のハーフ攻略の再現性ある教訓です。

① 「故障明け×クッションシューズ」の時は、走りの意識を変える

故障を防ぐために「ゲルカヤノ」のようなプロテクション重視のシューズを選ぶ判断自体は間違っていません。 失敗したのは、「反発系シューズと同じフォーム・筋力で進もうとしたこと」です。クッション系シューズを履く際は、地面を強く蹴るのではなく、ピッチ(歩数)を意識し、シューズの安定感に身を任せて淡々と巡航する意識の切り替えが必要です。

② 10月のレースは「夏並みの給水・防砂対策」を計画する

10月中旬は、まだ夏の名残で急激に気温が上がる日があります。

  • 口の渇きを防ぐために、スタート直前まで水分を少しずつ口に含んでおく
  • 必要に応じて、エナジージェルだけでなく、塩分タブレットや水分補給用の小さなフラスク(携帯ボトル)を携行する といった、夏レース同様の準備が秋の初戦には不可欠です。

③ 「一般抽選」に落ちても、最後の二次募集(未入金枠)まで諦めない

東京レガシーハーフは東京マラソン同様に高倍率ですが、「当選者が期限内に入金しなかった分の追加募集(二次募集)」が後から行われるケースがあります。私も一度諦めかけたところ、この補欠合格的な枠で滑り込みました。落選通知が来ても、公式の案内を最後までチェックしておく価値はあります。

④ 「足を止めずに走り切った」という粘りを次に繋げる

どれだけタイムが悪く、ペーサーに抜かれてショックを受けても、「給水所以外で足を止めずにゴールまでメンタルを維持した」という事実は、今後のフルマラソンに向けた強力な精神的ベース(土台)になります。大崩れしたレースの中にも、必ず次のステップへの種が隠されています。

まとめ:次週のフルマラソンリベンジへ向けて

今シーズンのデビュー戦となった東京レガシーハーフマラソン2025は、準備不足と油断が重なり、不本意なタイムでの幕開けとなりました。

しかし、ここで「自分の足首の状態」「クッションシューズの特性」「秋の暑さの怖さ」を身をもって知れたことは、最高の厄落としであり、素晴らしい振り返りの機会になったと感じています。

実は、このわずか1週間後には本命のフルマラソンが控えています。 まずはこのハーフで溜まった脚の疲労を徹底的に抜き、身体をしっかり休めて、次のフルマラソンでは満足のいく結果を出して笑顔でゴールしたいと思います!

みなさんも、秋の開幕ハーフに挑む際は、「事前の走り込み」と「シューズの特性に合わせた走り方」をぜひ意識してみてください。

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今回履いたシューズ

参考サイト

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