高いクッション性能とミッドカットによる安定性
今回はミズノの「ネオビスタ(NEO VISTA)」をご紹介します。


基本情報
| 発売日 | 2024年6月14日 |
| サイズ | 23.0cm~29.0cm |
| 重量 | 265g(27.0cm) |
| 価格 | 22,000円(税込) |
| 購入方法 | ミズノ直営店、ミズノオンラインショップ 全国のスポーツ用品店 Amazonなどのネットショップ |
特長その1:特許取得のスムーズスピードアシストを掲載。普段のジョグをラクに走れるようサポート。
特長その2:新素材が脚にかかる負担を軽減し、推進力をサポート(MIZUNO ENERZY NXT)
特長その3:ストレスの少ないフィッティング
ランニングシューズとしては珍しく、バスケットシューズのようなミッドカット仕様です。そのため、足首を変な方向にひねるリスクは少ないと感じました。
さらに、HOKA ONE ONEを意識したかのような高いクッション性があり、足への負担も軽めです。
以前紹介した「ウエーブリベリオンフラッシュ2」と比べるとソールは柔らかめ。普段のトレーニングや完走目的のレース向きだと思います。
過去に、HOKA ONE ONEのシューズでフルマラソンに挑んだことがあります。練習時はクッション性の高さに手応えを感じたのですが、本番30kmを過ぎてから“壁”が到来。踏み込みや蹴り出しの力がクッションに吸収され、最後は思うようにペースを上げられませんでした。
その経験から、このネオビスタでも同じようにフルの後半で力を出しづらくなる可能性を感じます。
もちろんクッション性重視の方や、トレーニングやハーフマラソン以下の距離の大会参加にはおすすめできます。実際にフルマラソンの大会でこのシューズを履いているランナーを何人か見ました。
なお、現在は世代交代し、「ネオビスタ2」が販売されています。こちらも手に入れたので、後日レビューします。
シューズの写真
色違いのネオビスタを入手し、神戸マラソンの前日に写真を撮りました。この時は前のオーナーの影響でかかとの内側が減っている感じです。







大会で走ってみた
神戸マラソン2025でこのシューズを履いてみました。慣らし無しのぶっつけ本番です。
やはり右足のくるぶし内側あたりに痛みがあったので、安定性、クッション性を求めてこのシューズを選択しました。スペアでウエーブライダーを持って行きましたがこちらにしました。
やはり走り進んでいくと、シューズのクッション性で足の力が吸われる感じがしました。ゲルカヤノ32同様です。
結果、フルマラソンで何とかサブ5といった情けない成績でした。
来月の大会では、反発力を持ったシューズを履こうと思います。
神戸マラソンを走った後、やはり自分の走りのおかげでかかとの外側が減っていました。

まとめ
総合評価
5段階評価です。
| クッション性 | ★★★★★ |
| 安定性 | ★★★★★ |
| 汎発性 | ★★★ |
| 推進性 | ★★★★ |
| フィット性 | ★★★★★ |
| 軽量性 | ★★★★ |
このシューズをおススメする方
- シューズにクッション性、安定性を求める方
- マラソンの経験値がそれなりにある方
別のシューズをおススメする方
- シューズに反発性を求める方
戦績
- 神戸マラソン2025:怪我した脚とかみ合わず、サブ5がいいところでした。何人かネオビスタ2を履いているランナーを見かけましたので、このシューズが合う人には結果がでるようです。

