アシックス マジックスピード3 レビュー!きちんと慣らして走れば強い味方だったのですが・・・

Magic Speed 3 fit シューズレビュー

こんにちは。50代ランナーひろいちです。

「アシックスのマジックスピード3はどんなシューズ?」
「サブ4レベルでも使いやすい?」
「カーボンシューズ初心者でも履ける?」

ランニングアイテムはすべて自費購入、忖度なしのリアルな評価をお届けする50代市民ランナーのレビューです。

今回は、アシックスのカーボンプレート入門シューズ「マジックスピード3」を、10kmのロング走数回と、フルマラソン本番(京都マラソン2026)に投入しました。

結論から言うと、今作は「足作りをして慣れれば頼もしい相棒になってくれますが、慣らさずに大会でぶっつけ本番で使用すると泣きを見る」ことが身にしみて分かりました。

良かった点だけでなく、実際に膝を痛めてしまった私自身の経験を含め、気になったデメリットも正直にまとめます!

※ランニングアイテムは自費で購入しています。
 本記事は実際に使用したうえでの個人の感想です。

私がマジックスピード3を購入した4つの理由

  • アシックスのカーボンプレートシューズを履いてみたかったから
    トップモデルのメタスピードシリーズは敷居が高いものの、カーボン特有の推進力を一度体験してみたいと思っていました。
  • S4より価格が抑えられていたから
    サブ4向けモデルの「S4」と比較しても定価が抑えられており、トレーニングからレースまでガシガシ使い倒せるコスパの良さに魅力を感じました。
  • 大会会場でランナーが履いているのをよく見かけるので気になっていたから
    フルマラソンの会場でサブ3.5〜サブ4付近のランナーが非常に多く着用しており、実際の走りがどう変わるのか気になっていました。
  • シリーズも3作目となってどれだけ進歩したか確認したかったから
    初代・2作目の課題が改善され、完成度が高まっているという評判を聞き、自分の足で試してみたいと考えました。

結論:約60km走って、慣らしの大切さを体感しました

マジックスピード3は、「初めてのカーボンにも使いやすい」トレーニング兼レース向け優秀シューズだと思いました。

ただし、練習で十分に足を慣らさないまま大会に投入した結果、私は膝を痛めてしまいました。

マジックスピード3は、反発性と推進性のバランスが良く、スピード練習からフルマラソン本番まで幅広く対応しやすいランニングシューズです。

特に、サブ4〜サブ3.5を目指すランナーにとっては、

  • テンポ走・ペース走
  • 距離走(ロング走)
  • フルマラソン本番(※しっかり慣らした状態)

まで使い勝手抜群の一足だと感じました。

おすすめできる人

  • サブ4〜サブ3.5を目指してスピード練習を取り入れたい人
  • インターバル走、ペース走、本番前のビルドアップ走の相棒を探している人
  • 3万円の超厚底を買う前に、まずはカーボンシューズの感覚を試したい人
  • ミッドフット(足裏全体)〜フォアフットで力強く地面を押せる人

あまり向かないかもしれない人

  • 「履くだけで勝手に走れる魔法のクッション」を期待している人
  • 完走目標〜サブ5で、とにかく足への優しさやクッション性を重視したい人
  • 練習で一切履き込まず、大会当日にぶっつけ本番で使おうとしている人
マジックスピード3全体図
マジックスピード3全体図
マジックスピード3左外側
マジックスピード3左外側
マジックスピード3左内側
マジックスピード3左内側
マジックスピード3左かかと外側
マジックスピード3左かかと外側
マジックスピード3左かかと内側
マジックスピード3左かかと内側
マジックスピード3後方
マジックスピード3後方
マジックスピード3つま先
マジックスピード3つま先
マジックスピード3裏側
マジックスピード3裏側
マジックスピード3裏側つま先
マジックスピード3裏側つま先
マジックスピード3裏側かかと
マジックスピード3裏側かかと

マジックスピード3を実際に履いて走ってみた

  • 実走距離:約60km(練習20km+フルマラソン1本)
  • 使用期間:2026年1月使用開始
  • 主な走行ペース:5:30〜6:30/km
  • 使用した大会:京都マラソン2026
  • 大会結果:4時間59分38秒(京都マラソン2026)
  • 実際の走行感:以下参照

【練習ラン】これまで約20km走ってみた感想(ペース・走り心地)

いつもの河川敷ジョグ(キロ5分半〜6分ペース)で履いてみました。フラットな路面ではスーッと足が前に出る感覚があり、比較的走りやすい印象でした。

しかし、普段履いているノヴァブラストシリーズと比較すると、フォーム自体の柔らかい反発力は控えめ。代わりにプレートの硬さがダイレクトに足裏に伝わってくる感触がありました。

「あ、これはクッションで守られるシューズではなく、自分の足でしっかりプレートを押し潰して走るシューズだな。長距離だと足に負担がかかりやすいかも…」 この時点である程度の硬さを感じていたのですが、この違和感を軽視したまま本番の大会へ投入してしまい…恐ろしい結果を迎えることになります。

【大会ラン(京都マラソン2026)】レースで使ってみて分かったリアルな評価

この前年、ノヴァブラスト3で自己ベスト(PB)を出した相性の良い「京都マラソン2026(アップダウンと狭い曲がり角が多いコース)」の本番に投入しました。

スタート直後はプレートの推進力もあり快適に走れましたが、わずか5kmを過ぎたあたりで「靴選びに失敗した」と猛烈に後悔し始めました。

慣らし不足でまだ足がシューズに馴染んでおらず、カーボンプレート特有のソールの硬さがダイレクトに膝へ衝撃として跳ね返ってきたのです。ノヴァブラストのようにクッションが吸収してくれないため、コース前半の坂道でみるみる足が削られていきました。

結果として途中で膝を痛めてしまい、騙し騙し走ってなんとか完走はしたものの、完走した30〜40km付近で「あ、ようやくシューズのしなり方に慣れてきたかも…」と感じるという遅すぎる適応でした。

ぶっつけ本番で挑んだ代償は大きく、この時痛めた膝の影響は翌週以降のレースへも引きずることになってしまいました。

膝を痛めて撃沈…マジックスピード3で挑んだ「京都マラソン2026」のリアルな完走記はこちら

5段階評価

項目評価
クッション性★★★☆☆
反発性★★★★☆
安定性★★★★☆
軽さ★★★★☆
スピード性能★★★★★
ロング走★★★★☆
フルマラソン★★★★☆
汎用性★★★☆☆
耐久性★★★☆☆

評価のポイント

  • クッション性:厚底ではありますが、ノヴァブラストのような柔らかく包み込むクッションとは違い、硬めの接地感があります。
  • 反発性:慣れた今では反発性の良さを感じます
  • 軽さ:レース用に重視しているので軽量なシューズです
  • スピード性能:これも慣れた今では高く評価します。
  • 汎用性:性能は高いけれど誰にでも合うわけではありません
  • 耐久性:約60km走行時点では、アウトソールのかかと外側がやや減り始めています

まとめ:フルマラソン1本、練習ラン20km走ってみて

アシックスのカーボンプレート入りシューズの入門用として使用しましたが、きちんと慣らしが必要であることを痛感したシューズです。

今では十分慣れて、その性能を体感しています。

カーボンシューズを試したいけれど、扱いやすさとコスパも重視したい」という方は、ぜひ事前にしっかり履き込んだ上で、その推進力を大会で体感してみてください!い!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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