こんにちは。50代ランナーひろいちです。
2025年2月16日、京都マラソン2025を走ってきました。
京都マラソンは、古都・京都の街並みや歴史的な建造物を眺めながら42.195kmを走ることができる、私にとっても特別な大会です。
今回も、私が京都マラソンに出場した理由は、京都の街を走ることができるからでした。
ただし、今回は観光気分で走るつもりはありません。
今回の目標は、京都マラソンでのサブ4。
大会前は体調も良好で、練習もしっかりこなしてきました。これまでの練習やコンディションを考えても、今回はしっかり走れるという感触がありました。
そして実際のレースでは、序盤から大きく失速することなく走り続けることができ、40km付近で時計を確認したとき、
「いける」
と思いました。
結果は、
ネットタイム3時間52分53秒。
これまでの自己ベストを更新し、生涯自己ベストを達成することができました。
ただし、すべてが順調だったわけではありません。
終盤には、シューズの履き方が原因と思われる足裏の水膨れにも苦しみました。
今回は、そんな京都マラソン2025を実際に走った50代ランナーとして、レースの様子やPBを更新できた理由、そしてシューズで失敗した経験まで、できるだけ正直に振り返ります。
※ランニングアイテムや遠征費はすべて自費です。
実体験に基づいた本音の一次情報をお届けします。
京都マラソン2025に出場した理由と今回の目標
私が京都マラソンに出場した理由は、やはり京都の街を走ることができるからです。
京都には歴史的な建造物や美しい街並みがあり、それらを見ながら42.195kmを走れるのは、京都マラソンならではの魅力だと思っています。
一方で、今回は楽しむだけではなく、しっかりと記録も狙っていました。
今回の目標は「京都マラソンでのサブ4」
今回の目標は、京都マラソンでのサブ4です。
大会前は体調も良好で、練習もかなりこなしてきました。
レース前の状態としては、「今回はしっかり走れそうだ」という感触がありました。
京都マラソンはアップダウンもあるため、前半から無理をしないことを意識してスタートしました。
大会概要と評価(京都マラソン2025)
まずは京都マラソン2025の基本情報です。
| 催日 | 2025年2月16日(日) |
| スタート時間 | 9時(フルマラソン) |
| 制限時間 | 6時間 |
| 定員 | 16,000人 |
| 参加費 | 17,500円(京都市外・手数料別、市民割引あり)※2026年は値上げしました |
| アクセス | 京都駅から有料直行バス、 または阪急西京極駅から徒歩 |
※大会情報は大会公式情報をもとにしています。
京都マラソンは、京都の観光名所を巡ることができる一方、アップダウンもあるコースです。
特に記録を狙う場合は、前半から飛ばしすぎず、後半まで脚を残しておくことが重要だと感じました。
【冬の京都の罠】スタート前の「底冷え」対策が必須
2月の京都の朝は、文字通り「底冷え」します。スタートブロックで1時間近く待機することになるため、100均の使い捨てカッパやゴミ袋で作った防寒着、ホットクリームでの防寒対策は必須です。ここで体を冷やすと、前半の尿意や筋肉の硬直に繋がります。
このレースに向いている人・おすすめな人
シリアスランナー
サブ3など、記録を狙うランナーにとっては、坂が多く道幅の狭い場所もあるため、簡単なコースではないと思います。
記録を狙うのであれば、コースの特徴を事前に把握しておいた方がいいでしょう。
エンジョイランナー
一方、制限時間は6時間あります。
京都の街並みを楽しみながら走るのも、京都マラソンの魅力です。
実際、私も今回は京都名物の「京ばあむ」を食べると決めていて、エイドで美味しくいただきました。
……エイドを楽しんでいなければ、もう少しタイムを縮められたかもしれません(笑)。
事前準備〜大会当日の流れ
前日:受付(みやこめっせ)と前泊
京都マラソンではアスリートビブスなどの事前発送はありません。
みやこめっせに行き、受付をしてアスリートビブスを受け取ります。
会場には協賛企業や飲食店などのブースもあります。
スポーツ用品店の出店もあるので、気になるグッズがあれば実物を確認することもできます。
また、会場ではコースを示すマップを見ることができます。
初めて京都マラソンに参加する方は、ここでコースを確認しておくと、当日のイメージがしやすいと思います。

ちなみにコース全体はこちら

ほどほど見たら、宿に向かい、明日への体力を養いましょう。
当日:冬の京都の寒さと50代ランナーの体感
大会当日は冬の京都らしい寒さでした。
開会式では、大会の一週間前の京都は雪だったという話もあり、寒さを実感しました。
ただ、大会前の私は体調に問題ありませんでした。
今回のレースでは、体調が良かったことに加えて、練習もしっかりできていたこと、そして十分な休養を取れていたことが、結果的に大きかったと思っています。
【実走レポート】京都マラソン2025走ってみた
いよいよスタートです。
前年12月の湘南国際マラソン以来、年が明けて初めてのフルマラソンでした。
そのため、休養・体調ともにまずまず。
今回の目標である京都マラソンでのサブ4を目指して走り始めました。
H3:【序盤 0〜15km】まずは自分を抑える
西京極をスタートし、最初の10kmはとにかく「自分を抑える」ことに集中しました。


ここでは、自分に合うと思うランナーを一人見つけ、そのランナーをペーサーにするような感覚で走りました。
5kmあたりから登り坂が始まり、10kmほどでそのランナーには追いつけなくなりました。
それでも、この時点ではまだまだ走れる感覚がありました。
「まだまだいける」
という感じです。
桂川沿いを走り、渡月橋が見えたときは思わず足を止めて写真を撮りたくなるほどの美しさ。
しかし、今回は記録を狙っています。
そこはぐっと我慢して、レースペースを維持しました。
仁和寺の前では、お坊さんたちが身を乗り出して熱い声援を送ってくれます。
走りながら拝まずにはいられない、京都マラソンならではの光景でした。
【中盤 15km〜32km】失速せずに走り続ける
20kmを過ぎ、いよいよ北山通りの折り返しへ。
事前の戦略通り、ここでは絶対に色気を出さず、大股にならずにトボトボと上るイメージで体力を温存しました。
上りきった折り返しからは、ノヴァブラスト3の反発を活かして、リラックスしながら坂を下ります。
ハーフ通過時点でも、驚くほど脚が残っていました。
そして、いよいよ河川敷コースへ。
舗装されているので、以前ほどの難所ではありませんが、道幅は相変わらず狭い場所があります。
ここでは無理に追い越そうとせず、追い越されることも気にせず、ペースを一定に保って走り続けました。
そして、このころになっても、
まだまだ走れる。
という感覚がありました。
今回はこれまでのレースのように、後半に向かって大きく失速する感じがありませんでした。
【終盤 32km〜ゴール】水膨れの痛み、それでも「いける」
終盤になると、今出川通の微妙なアップがきつく感じられます。
それでも、ここを乗り切ればゴールは近い。
そんな気持ちで走っていました。
ところが、ここでシューズの履き方を失敗していたことに気づきます。
私はレース前、シューズのかかとをきちんと合わせず、少し適当に履いてしまっていました。
その影響なのか、足の裏の付け根あたりに違和感が出てきました。
「ああ、また水ぶくれができたな」
という感覚です。
マラソンの終盤で足裏が痛くなるのはかなりつらいものがあります。
これからレースに出る方には、
スタート前にかかとをしっかり合わせ、シューレースをきちんと締め直すことを
おすすめします。
私自身、今回のレースで身をもって学びました。
ただ、ゴールはもう目の前です。
足の裏は痛い。
でも、この時点では水膨れのことを気にしている余裕はありませんでした。
そして40km付近で時計を確認しました。
そこで、
「いける」
と思いました。
それまでの自己ベストを更新できる。
そう確信したからです。
足の裏の水膨れよりも、自己ベストを更新できるという気持ちの方が強くなっていました。
平安神宮の大きな鳥居が見えた瞬間、もう一度時計を確認。
「生涯自己ベスト更新だ!」
フィニッシュラインを駆け抜けた瞬間、天を見上げてガッツポーズ。
京都マラソン2025で、自己ベストを更新することができました。

レース結果と勝負ギア
私の京都マラソン2025の公式記録です。
タイム結果
- グロスタイム:3時間54分47秒
- ネットタイム:3時間52分53秒
- 順位:3134位(マラソン男子)
- 年代別順位:334位(マラソン男子55~59歳)
- 完走率:約92.4%
これまでの自己ベストだった横浜マラソン2024の記録を更新し、生涯自己ベストとなりました。
旧PB:3時間56分30秒
新PB:3時間52分53秒
いずれもネットタイム
完走メダル

いつもながら、素敵なメダルとネックストラップです。
京都を42.195km走り切った証として、大切にしたいと思います。
今回投入した勝負シューズ:アシックス ノヴァブラスト3
今回の勝負靴には、「アシックス ノヴァブラスト3」を使用しました。

このシューズは前のシーズンから使用してきましたが、いまひとつ結果が伴っていませんでした。
今回は、それまで使用してきたものとは別の色のシューズで参戦。
「今度こそ」という思いで選びました。
結果的には自己ベストを更新できたので、私にとって印象に残る一足になりました。
ただし、今回のレースではシューズそのものよりも、履き方で失敗して足裏に水膨れを作ってしまったことが反省点です。
シューズ選びだけではなく、レース前に正しく履くことの大切さも実感しました。
なぜ自己ベストを更新できたのか
今回、なぜ50代の自分が自己ベストを更新できたのか。
レースを終えた今振り返ると、最大の理由は、
十分な練習と休養
だったと思います。
十分な練習ができていた
今回の大会前は、かなり練習をこなしていました。
もちろんフルマラソンで結果を出すためには練習が必要です。
ただ、今回実際に走って感じたのは、練習だけではなく、レース前の身体の状態も非常に重要だということでした。
50代で「生涯PB更新」できた2つの勝因
十分な休養を取れていた
今回の京都マラソンでは、事情があって規則正しい生活を送っていました。
そのため、睡眠もしっかり取れていました。
結果として身体を十分に休めることができ、それがレース中の粘りにつながったのではないかと思っています。
実際、30kmを過ぎても大きく失速せず、40km以降まで走り切ることができました。
50代になると、若いころと同じように「練習量を増やせば速くなる」とは限りません。
練習と同じくらい、身体を休めることも大切。
今回の京都マラソンで、改めてそう感じました。
② 計画的なエネルギー補給(アミノバイタル活用)
もう一つ意識したのが補給です。
横浜マラソン2024では、給食をほぼすべてスルーしてしまった反省がありました。
今回はその反省を活かし、5kmごとを目安に、お腹が空く前から計画的にエネルギーを補給しました。
「エネルギーが欲しい」と感じてからではなく、先回りして補給する。
これを意識したことで、35km以降の粘りにもつながったのではないかと思っています。


ゴール後に待っていた足裏の水膨れ
自己ベスト更新という最高の結果になりましたが、ゴール後の足は大変な状態でした。
足の裏の水膨れがかなりひどく、歩くのも困難なほどでした。
レース中は、
水膨れなんて関係ない。
と思って走っていましたが、走り終わってみると、そのダメージを実感しました。
今回の水膨れは、シューズの性能というより、レース前にシューズをきちんと履けていなかったことが原因だと考えています。
これは次の大会に向けての大きな反省点です。
次に京都マラソンを走るなら
次に京都マラソンを走る機会があれば、まずシューズの履き方をきちんとしたいと思います。
そして、シューズについては、
反発力があるカーボンプレート入りシューズ
を試してみたいと思っています。
京都マラソンはアップダウンがあり、後半まで脚を残しておくことが重要なコースです。
50代の自分にとって、クッション性と推進力を両立したシューズならどんな走りができるのか、次回は試してみたいところです。
50代ランナーとして京都マラソンを走って感じたこと
今回の京都マラソンで一番感じたのは、
「50代でも、練習と休養をきちんと積み重ねれば、まだ自己ベストを更新できる」
ということです。
もちろん、毎回うまくいくわけではありません。
それでも今回のように、
- 練習を積む
- レース前にしっかり休む
- 前半を抑える
- 補給を計画する
- 後半まで脚を残す
という準備をしておけば、50代でも記録を狙える。
そして40km付近で時計を見たとき、
「いける」
と思えた瞬間は、今回の42.195kmの中でも特に印象に残っています。
一方で、シューズの履き方という基本的な部分で失敗し、水膨れを作ってしまいました。
自己ベストという嬉しい結果だけではなく、こうした失敗も含めて、今回の京都マラソンは自分にとって非常に勉強になった大会でした。
まとめ:京都マラソン2025で自己ベストを更新できた
京都マラソン2025では、ネットタイム3時間52分53秒で自己ベストを更新することができました。
今回のレースを振り返ると、特に大きかったのは、
- 大会前に十分な練習ができていた
- レース前にしっかり休養できていた
- 前半から無理をせず走った
- 計画的にエネルギーを補給した
- 30km以降も大きく失速しなかった
ことだと思います。
一方で、シューズの履き方が悪く、足裏に水膨れを作ってしまったのは反省点です。
それでも40km付近で時計を確認し、
「いける」
と思えたときの感覚は、今でもよく覚えています。
京都の街を走り、歴史的な建物を眺め、沿道の声援を受けながら42.195kmを走る。
そして最後には自己ベストまで更新できました。
私にとって京都マラソン2025は、50代でもまだ自己ベストを伸ばせることを実感できた大会になりました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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