古都の美しい街並みや世界遺産を巡る、人気の大会「京都マラソン」。 華やかなイメージの強い大会ですが、実際に走ってみると、前半のアップダウンや、後半に待ち受ける「河川敷コース」など、実はかなり硬派で戦略が必要なコースです。
私はこのシーズン3戦目として京都マラソンに挑み、足を負傷しながらも限界を突破!京都マラソン2025にて、生涯自己ベスト(PB)でのサブ4を達成しました!(※2026年現在も生涯PB記録です)
「京都マラソンって、観光気分で楽しく走れるフラットなコース?」 「サブ4・自己ベストを狙うための、リアルな坂道&河川敷対策を知りたい」 「50代ランナーが後半失速せずにPBを出せた秘密は?」
今回は、実際に京都を激走して見えた「実走してわかったリアルなコース攻略」と、私がPBを達成できた様子を徹底解説します!
※ランニングアイテムや遠征費はすべて自費です。
実体験に基づいた本音の一次情報をお届けします。
大会概要と評価(京都マラソン2025)
まずは遠征計画に必須となる基本情報のまとめです。
| 催日 | 2025年2月16日(日) |
| スタート時間 | 9時(フルマラソン) |
| 制限時間 | 6時間 |
| 定員 | 16,000人 |
| 参加費 | 17,500円(京都市外・手数料別、市民割引あり)※2026年は値上げしました |
| アクセス | 京都駅から有料直行バス、 または阪急西京極駅から徒歩 |
※本記事のデータは大会公式情報および実走経験をもとにまとめています。
【冬の京都の罠】スタート前の「底冷え」対策が必須
2月の京都の朝は、文字通り「底冷え」します。スタートブロックで1時間近く待機することになるため、100均の使い捨てカッパやゴミ袋で作った防寒着、ホットクリームでの防寒対策は必須です。ここで体を冷やすと、前半の尿意や筋肉の硬直に繋がります。
このレースに向いている人・おすすめな人
シリアスランナー
サブ3などのシリアスランナーには、坂が多く、道幅がせまいこの大会では、記録狙いは難しいかもしれません。記録狙いなら一週間後の大阪マラソン(京都マラソン同様抽選制)の方がフラットで走りやすいと思います。
エンジョイランナー
制限時間は6時間とまあまあなので、京都名物のエイドを楽しみながら走るのもいいでしょう。
実際私も今回こそ京都名物の「京ばあむ」を食べると決めて、実際美味しくいただきました。
エイドを楽しんでいなかったら、もっとタイム縮められたかも。。。
事前準備〜大会当日の流れ
【前日】受付(みやこめっせ)と前泊の注意点
アスリートビブスなどの事前発送はありません。みやこめっせに行き、受付を行い、アスリートビブスを受け取ります。
そのみやこめっせでは協賛企業や飲食店の出展ブースがあるので覗いてみるのもいいでしょう。スポーツ用品店の出店もあるので、気になるグッズがあれば実物を確認したり、ものによっては購入したりするのもいいでしょう。天気次第ではこのブースでレインポンチョを買っておいた方がいいかもしれません。
この会場でコースを示すマップが平面で見られるようになっています。初めて参加のかたはこれを見てコースをイメージするのが良いでしょう。

ほどほど見たら、宿に向かい、明日への体力を養いましょう。
【当日】冬の京都の寒さと50代ランナーの体感
前回のフルマラソンから期間が空いており体調は問題ありませんでした。
やはり冬の京都ということで寒さはひとしおです。
開会式で、大会の一週間前の京都は雪だったことを教えてもらい、寒さを証明してくれました。
しかしその寒さが体を動かす原動力になっていたのでしょうか。
【実走レポート】京都マラソン2025走ってみた
前回のレースが前年の12月なので、年明け初めてのフルマラソン参戦です。
そのため休養・体調はまずまずでした。
H3:【序盤 0〜15km】市街地、嵐山からきぬかけの路
西京極をスタートし、最初の10kmはとにかく「自分を抑える」ことに集中しました。


ここで私は一人自分に合うと思うランナーを「ペーサー」として、そのランナーに合わせるように走りました。5kmから登り坂が始まり、10kmほどで追いつかなくなりましたが。
桂川沿いを走り、渡月橋が見えた時は思わず足を止めて写真を撮りたくなる美しさですが、ここはぐっと堪えてレースペースを維持します。
仁和寺の前を通過する際、お坊さんたちが総出で身を乗り出して熱い声援を送ってくれる光景はありがたいものでした。走りながら拝まずにいられませんでした。
【中盤 15km〜32km】いよいよ折り返しと河川敷へ
20kmを過ぎ、いよいよ北山通りの折り返しへ。事前の戦略通り、ここでは絶対に色気を出さず、大股にならずにトボトボと上るイメージで体力を温存。上りきった折り返しからは、ノヴァブラスト3の反発を活かして、リラックスしながら一気に坂を駆け下りました。ハーフ通過時点でも驚くほど脚が残っていました
そしていよいよ河川敷コース。今では舗装されたのでそれほど難所でもなくなりましたが、道幅は相変わらず狭いので、無理に追い越さず追い越されずペースを一定に保って走り続けました。
それが功を奏したのか、まだまだ走れる状態です。
【終盤 32km〜Goal】今出川通~ゴール
終盤でやはり今出川通の微妙なアップはきつく感じます。ここを乗り切ればゴールは間近です。しかしここでシューズの履き方を失敗したことに気づきました。
キチンとかかとを合わせず適当に履いたのが原因か、足の裏の付け根の部分に違和感がありました。ああ、また水ぶくれができたなと感じました。皆さんもこうならないよう、レース当日はかかとをしっかり合わせてシューレースを締め直すべきです。
しかしゴールは目の前です。痛みなんか気にしません。
平安神宮の大きな鳥居が見えた瞬間、時計を確認。「生涯自己ベスト更新だ!!」
フィニッシュラインを駆け抜けた瞬間、天を見上げてガッツポーズ。横浜マラソン2024でのサブ4PBをさらに数分縮める、PB更新を達成した瞬間でした。

レース結果と勝負ギア
私の京都マラソン2025の公式記録です。
タイム結果
- グロスタイム:3時間54分47秒
- ネットタイム:3時間52分53秒
- 順位:3134(マラソン男子)
- 年代別順位:334位(マラソン男子55~59歳)
- 完走率:約92.4%
完走メダル

いつもと同じく素敵なメダルとネックストラップでした。
今回投入した勝負シューズ:アシックス ノヴァブラスト3
今回の勝負靴には、「アシックス ノヴァブラスト3」を使用しました。

この前のシーズンから使用してきましたが、いまいち結果が伴わないませんでした。
今回はそれまで使用してきたシューズとは別の色違いのシューズで参戦しました。
今度こそ、という思いで選択しました。これが功を奏したのかもしれません。
これから走る人へ!コースの注意点とアドバイス
50代で「生涯PB更新」できた2つの勝因
① 練習と同じくらい重要な「規則正しい生活と十分な休養」
- 練習(ランニング)はもちろん必要です。
- 今回もう一つ重要な要因は、休養です。
この京都マラソンが行われたとき、ちょっと事情があり、規則正しい生活を送っていました。
もちろん睡眠が十分にとれていました。そうして身体を休めることができたのが、30kmの壁に会わず、自己ベストを更新する勢いでゴールできたと思っています。
皆さんも本命の大会の前は、ゆっくり身体を休めることを忘れないでください。
② 5kmごとの計画的なエネルギー補給(アミノバイタル活用)
横浜マラソン2024での「給食全スルー」の反省を活かし、今回は5kmずつに、お腹が空く前(筋肉が枯渇する前)に計画的にエネルギーを投入し続けました。これが35km以降の粘りに直結しました。
まとめ:京都マラソンを終えて|難コース攻略の鍵は「坂をどう攻めるか」
京都マラソンは、コースマネジメント(戦略)さえ間違えなければ、50代からでも「生涯自己ベスト」を狙える最高にお値打ちのある大会です。
登り坂下り坂があってもキチンとマネジメントしたおかげで現時点での自己ベストを更新できました。
沿道の途切れない京都の皆さんの声援、歴史的な建造物を駆け抜ける興奮、そして平安神宮前でのあの感動。これらは走ったランナーだけの特権です。
このシーズン、私はさらに大阪マラソンへと打って出ることになりますが、この京都での「戦略的なPB達成」が、ランナーとしての一番の自信になりました。みなさんもぜひ、綿密な作戦を立てて、京都の街で自己ベストを掴み取ってください!
この内容が参考になれば幸いです。

あわせて読みたい
この前のPBを出した大会
翌週の大会



